子どもの保育をみんなで考える、大人会議
2024/07/01
大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちの保育について、保育者や保護者が皆で対等に話し合う「大人会議(おとなかいぎ)」という取り組みを行っています。
今回は、新年度が始まっての第1回の様子をご紹介します!
なんで大人会議を始めたの?
いづる保育園では、子ども達が興味・関心を持っていること、子ども達の育ちに関して、
保育者(保育園)、保護者、地域の大人たちが対話しながら進めていくことを目指しています。
今回は、まずは対話をしやすい環境づくりを目的に、
保育者と保護者が親睦を深められるような会を実施しました。
大人会議当日の様子
当日は、
・アイスブレイク
・座談会
という順番で進行しました!
アイスブレイクでは、チームで子ども達がよく遊んでいるカプラを使った競争を行いました。
久しぶりの競争に大人げなく本気になったり、作戦を立てたりする中で一体感が出て、
皆さん楽しみながら打ち解けることができたみたいです。
また、こんな積み上げ方もあるという紹介で、
子ども達が積み上げた写真をみてもらい、
そんな積み上げ方もあるのか~と子どもの発想に感心しながら盛り上がりました。
座談会では、それぞれのグループに分かれて、自己紹介などでお互いを知るところからスタート。
特に今回はお父さまの参加が多く、お父さまグループを作ったところ大好評!
また参加したい、との声をたくさんいただきました。
家庭と園での様子の違いに驚いたり、同じ悩みを保護者同士で共有したり、先輩の保護者さんからアドバイスをもらったり…色々な話をして親睦を深めることができた大人会議になりました。
次回の大人会議が早くも楽しみです。
子ども達の「これ食べたい」が詰まった夢のお弁当
2024/05/30
いづる保育園では、子ども達が物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。
今回は、子ども達が食べたいものをお弁当に詰めたピクニック企画のご紹介。
イベントの背景
子ども達が大好きな絵本「お弁当バス」。子ども達はこの絵本から、お弁当そのものや、おかずについて興味をもっていました。
・昨年の遠足が子ども達の印象に強く残っており、またみんなで外でお弁当を食べたいと日頃から話に上がっていました。日頃からキッチンを覗きながら「何作ってるの?」と聞きに行ったり、「これおいしかったよ。」「また食べたいな。」などキッチンの職員との距離が近い子ども達。
そこで、各クラス食べたいものをキッチンに伝え、全クラスの食べたいものを詰め込んだお弁当を作って、公園で食べようということに。
お弁当の下に敷くランチョンマットも自分の名前入り。布に絵の具を使って、自分たちで作りました。
このイベントでは
・想像力、イメージを形にする力
・企画力、実行力
・食育(自分たちが食べているものに興味を持つ)
・地域との交流
を園として想定しています。
当日の様子
お散歩に出た子ども達は、お弁当の時間になるとワクワクしながら園にお弁当を取りに戻り、公園で自分たちがお願いして作ってもらったお弁当を喜んで食べていました。
園内とは違う環境でお友達や職員とお弁当を食べたこと、自分たちで決めたものを食べたことで、意欲的に食べる姿が多く見られたことが印象的でした。
「○○ちゃん(調理スタッフ)と○○ちゃん(調理スタッフ)が作ってくれたん?」と職員に確認しながら食べたり、「おいしかったよって言う!」と宣言していました。
絵本でイメージしたことと現実がリンクして、想像したことを実現できたのがとても楽しかった様子でした。
公園では地域のみなさまから声をかけていただき、楽しそうに交流していました。
イベント後の子どもたちの変化
ピクニックの後には、こんな変化がありました。
・次の企画についての話が出た
・給食で食べるものについて、この間ピクニックで食べたやつだ、などの声があがった
・子ども達が保護者にピクニックのことをたくさん話した
など、さまざまなところで印象に残ったようです。
このような企画やイベントのひとつひとつが積み重なり、子ども達の成長につながっています。
Summer Festivalを開催しました!
2023/08/02
2023年7月29日土曜日に行われたSummerFestivalにご参加頂きありがとうございました😊
これまでのSummer Festivalとは少し違う流れ、内容のものもあり戸惑われた方もいらっしゃったかと思いますが、沢山のご協力を頂き無事にSummer Festivalが開催出来ました。
ありがとうございました。
お祭り当日は、職員全員で準備を進めながら「皆さんに楽しんでもらえるか?」「在園児のみんなは戸惑わずに来てくれるか」など不安と緊張と期待が入り混じっていましたが、子どもたちが元気に来てくれるたびに少しずつ不安や緊張は解け、気づけば楽しむ事が出来ていました。
Nadeshikoクラスが今回のイベントの主役!
登園後、しばらく1階のゲームコーナーで保護者の皆さんと遊んだ後は2階に子どもだけで移動し「お店屋さん」の準備へ。自分たちのお店で支度をしていざ開店!
2階から「いらっしゃいませー!」と元気な声で呼び込みを始めるとお客さんが続々と来店。「いらっしゃいませー!」「何にしますか?」「What would you like?」など練習していたフレーズも沢山使いながら店員さんとして一生懸命接客する子どもたちの姿に成長を感じました。
その後のダンスタイムでは少し恥ずかしがる子もいたりしましたが、貴重な経験を積む事が出来ました。
お父さんお母さんとゲームコーナーを回ったり、一緒にお店屋さんごっこをしたり、地域の友だちとお話を楽しんだりとそれぞれが自分の「したいこと」「興味のあること」に積極的に取り組んでいました。
在園児のみならず、園見学に来ていただいた方や地域の方々にもご参加頂きとても嬉しかったです☺️
「一時預かりを検討してて…」
「入園を検討しているのですが、平日は休みが取れないので行事をしているということで来ました」
という方々にもご参加頂き、いづる保育園の様子や雰囲気に触れていただく事が出来ました。
もし、この記事を読んで「いづる保育園ってどんな所だろう?」と思われた方は是非一度保育園にお越しください。
電話:06-6210-5326
もしくはメール:https://izuru-international.ed.jp/inquiry/
にてお問い合わせ頂ければ日程調整の上、
保育園の活動中の様子をご覧頂けますのでご検討ください。
当園では、イタリアのレッジョエミリアアプローチという教育理念を基に保育を行っております。
様々な経験・体験を通じて子どもたちの興味や可能性を広げる手助けがしたいと思い、日々接していますがSummer Festivalもその一環です。また地域の方々のとの交流もレッジョエミリアアプローチにおける重要な要素です。
この様なイベントを通じて、さらに地域の方々との交流を深めたいと思い開催した中で、地域の方々にもご参加頂き嬉しかったです!
今後も、子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様にとってより良い保育園になるべく、日々運営していきたいと思っておりますので、益々のご支援よろしくお願い致します。
INU STAFF一同