Summer Festival2024
2024/09/11
大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。
今回は、7月27日に行われた、summer festivalの様子をご紹介します!
昨年は、子どもたちがお祭りの屋台に見立てて、「屋台ごっこ」の催し物を行いましたが、今年は昨年からステップアップ!実際に模擬店を出して、商品を販売しました!
昨年の様子はこちら
今年のSummer Festivalは?
・ドリンク販売
・お面&うちわ製作
・写真展示
を行いました!
当日の様子
ドリンク販売はレモネードと抹茶ラテ!
子どもたちが保育者と一緒に販売しました!
(レモネードと抹茶オレは食品安全の観点から職員が当日作ったものを販売しています)
一番最初の子は緊張しながらお客さんを呼びこむレモネード歌を歌ったり、お客さんが近くに来ると小さな声でしたが、お客さんが遠くにいると大きな声で呼び込みができました。
自分の親が来ると恥ずかしがっていた子も、乳児クラスの子どもが買いにくると子ども達も少し緊張が解け、「こっちだよ~」など教えてあげていました。
「How many cups?」「Ticket please」など英語で接客もバッチリ!
店員同士で声を掛け合ったり、友達の事を気遣いカップを持つのを手伝ってあげる姿もありました。
お面・うちわの製作コーナーでは
色々な素材を使って保護者の方と一緒に製作!
ご家庭から余った素材のご提供などもいただきました!
厚手の紙はくっつきにくかったり、日常の活動の延長で、素材の手触りや感触を確かめながら制作を楽しんでくれました。
ネイティブの講師にゆかりのある国のお面やうちわの紹介も!
写真の展示コーナーでは
ご家庭で撮った様々な感情が出ている写真を持って来ていただき、感情別に展示しました。
- どんなことを感じているのかな?
- なぜそう思ったのかな?
- どんな行動をしようと思っていたんだろう?
展示を見てくださった人たちは、子どもたちの表情から色々なことに想像をめぐらせていた様子でした!
子どもたちは写真を見ながら「Happy! Smile!」「これは○○だったから悲しかったんだよ」などその時の状況や感情を説明したり、「これは何してるの?」など質問しながら会話を楽しむ姿も見られました。
いづる保育園のSummer Festivalは、保護者、子どもたちだけでなく、卒園した子や、入園ご検討中の方、近隣の方もご参加いただけるようになっています!
ぜひ来年もいづる保育園一同、皆様のご来園をお待ちしています!
「やさい」を触ろう
2024/08/16
大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。
今回は、子どもたちが野菜を触ってみるという保育の様子をご紹介します。
きっかけは玉ねぎの皮むきから
この前の週に、子どもたちが玉ねぎの皮剥きをお手伝いしてくれました。
調理前の野菜に親しみを持ち食べることを楽しんでほしいという思いから、たまねぎの皮を剥いてもらうことに。
保育園にはカレーの絵本もあり、カレーに使う野菜にも興味を持っていました。
そこで、どんな形をしているのかな、どんな手触りなのかな、と、触ってみることにしました。
今回は、人参とジャガイモの観察
その日給食で使うにんじんとジャガイモを使って、
手触り、匂い、色、などを確かめました。
自分たちが普段食べているものが、こんな元の姿をしていたのか、と改めて子どもたちはびっくり。
皮をむいたらどうなる?匂いは?
剥く前と後の手触りや色の違いは?
など、興味津々の様子。
黙々と野菜を手に取って、触ってみたり、匂いを嗅いでみたり。
先ほど触った野菜が、調理することで、形や感触が変わっていたことにも驚いていました。
このように食材を触ることで、食べることにもどんどん興味が出てきた様子でした。
子どもの発想力にびっくり
ひとりの子が切った人参とじゃがいもを手にすると、お皿の上にじゃがいもを乗せて、何やら人参でギュっギュっとじゃがいもを押し始めました…
何をしているのかなと思いながら見守っていると、人参を包丁に見立ててじゃがいもを切ろうとしています。
さっき保育者が包丁を使って野菜を切っているのをしっかりと観察し、真似をしていたようです。
だんだんじゃがいもが切れていき、人参が包丁になったという発見と、大人にはない子どもの発想力にハッと驚かされた一コマでした。
子どもたちが触ってみた野菜は給食のカレーとして、職員で美味しくいただきました笑
ちょうちょになってみよう!
2024/07/12
大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。
今回は、子どもたちがちょうちょになりきって遊んだ保育の様子をお伝えします。
きっかけは「はらぺこあおむし」や「バタフライのダンス」
いづる保育園の子どもたちが大好きな「はらぺこあおむし」の絵本やバタフライのダンス。
4~5月に公園でちょうちょを見かけると、指をさしたり、「ちょうちょ!」「あおむし?」と言葉で教えてくれる姿が増えてきました。
そんな時にピアッツアにあるみかんの木にあおむしを発見!園で育てることにし、ちょうちょになるのを楽しみにしながら毎日お世話と観察をしていくと…
一匹一匹とさなぎになっていくあおむしさん。そんな様子を見ながら子ども達はちょうちょになるのを待ちわびていました。
そこで、ちょうちょになりきって公園で遊ぶことを企画。
自分たちで蝶の羽を作って、背中に背負って公園へ。
当日、公園では
背中に羽をつけた可愛い子ども達が、公園でちょうちょになりきって元気いっぱい飛び回ったり、本物のちょうちょを見つけてお友達と嬉しそうに報告しあったり、あっちへこっちへと探索活動を楽しみました。
園のあおむしが蝶に
子どもたちの活動は続きます。
園で飼っていたあおむしが、ついにちょうちょに。
そっと観察をして、子どもたちと感じたことを話し合いました。
ちょうちょをどこに帰してあげようかみんなで相談した結果、「ちょうちょさんはお花が好きだからお花がある所がいいんじゃない?」「ローズガーデンはお花がたくさん咲いているから喜ぶと思うよ!」などの意見が出てローズガーデンにてちょうちょを見送りました。
あおむしからちょうちょになるまでを見守ることで、生き物の不思議さを身近に感じながら命の大切さを知り、思いやりの心が育っていることを嬉しく感じました。