「近隣保育園の交流〜おひさま保育園さんと」
2025/02/01
大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが自分たちで考え、物事を進めていける保育を大切にしています。
みなさんは小規模園にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
小規模保育園は一人ひとりをしっかりみてくれるから安心という反面、大勢の子ども達と関わる機会がほとんどなく、小学校に入って大人数の中でうまく馴染めるのかなと心配という声もよく聞くと思います。
いづる保育園は定員40名の小規模保育園です。
どうすれば子ども達や保護者さんの心配や不安を少しでも軽減できるのか考えた結果、近隣で顔見知りの友達を作ってしまえばよいのでは?という考えに行きつき、近隣園と交流したいと思うようになりました。
今回はご縁があり同じ思いを持っていた近隣の保育園(おひさま保育園)さんと交流を行いました。
3びきのこぶたをモチーフにした鬼ごっこ
ご挨拶
最初は緊張していた子ども達ですが、たくさん走り回って好きな遊びを共有することにより、最後はみんな笑顔でバイバイできるまでに仲良くなりました。
子どもたちはまた遊びたい!とすごく楽しかった様子。
良い活動になりました。
今後も地域の保育園との交流を続けて行きたいと思います。
子どもたちのサークルタイム
2024/12/12
はじめに
いづる保育園では、子どもたちが自分で考えて行動する環境をつくるようにしています。
そのポイントは2つ。
1つ目は保育者が子どもたちと同じ目線で、対等な立場で子どもたちと関わっていること。
2つ目は子どもたちの心理的安全性が担保されていること。(結果的に、子どもたちが自分たちの意思や、思ったことをしっかり伝えることができるようになっています。)
今回はその一例をご紹介します。
ネイティブ不在のサークルタイム、子どもたちはどうする?
ある日こんなことがありました。
朝のサークルタイム、担当のネイティブ保育者が来ません。
どうしたんだろうと思っていると、体調不良でお休みとのこと。
その場にいた保育者が「サークルタイムどうする?」と問いかけ、子どもたちと相談に。
「私がサークルタイムをやる!」と1人が言ったことで、子どもたちでサークルタイムをやってみることになりました。
そこから、子どもたちが代わるがわる立候補!絵本タイムを順番にやってみました!
大切なポイントは、保育者が子どもたちとサークルタイムをどうするか問いかけをしたこと。
日々の保育でも、子どもたちが自分たちで考えて行動できるよう、普段から意識的に問いかけをするようにしています。
まとめ
このように、子どもたちが自分たちで考えた結果、普段にはない、面白いサークルタイムになりました。この環境を当たり前にするために、日頃から研修などを通じて保育者も学んでいます。
Summer Festival2024(準備編)
2024/11/07
大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。
前回は「Summer Festival」当日の様子をご紹介しました。
今回はSummerFestivalの裏側をご紹介!
・企画のはじまりは?
・準備は?
・子どもたちは何を学んだの?
ぜひ当日の記事と合わせてご覧ください!
昨年のSummer Festivalを発展させたら面白いかも!
SummerFestivalで子どもたちがお店を出す、というのは昨年やったお店屋さんごっこから、さらに発展させたらどうなるんだろう、と考えて、実際にお店をやるまで保育者と子どもたちで準備をしてきました(ごっこ遊びからリアルごっこ遊びへ)。
準備ってどんなことをしたの?
保育者としては、4月ごろから種まきをしていました。
・お店屋さんをするには何を知っておくべきなんだろう?
・何ができるようになっていたら楽しめるかな?
などを踏まえながら、
子どもが何に興味を持っているか、とかけ合わせて活動を考えました。
実際には、
・何のお店を出すか決める→飲み物を出すお店に
・飲み物って何?どんなもの?いろんな飲み物に触れてみる
・実際に飲み物をつくってみる
・飲み物を提供してみる
という流れを作って準備をしてきました。
その中で、子どもたちには色々な経験をし、もちろんうまくいかなかったことも。いづる式の保育ではその体験全てがOK、面白い!と考えています。また、活動の中では保育者の想像を超えた発見を見せてくれました。
準備の中で新たな発想がうまれることも
・きゅうりジュースを作ろう!
飲み物を作っている期間に、たまたま別の素材で、大きな(おばけみたいな)きゅうりを触ってみる機会がありました。
子どもたちは、そのきゅうりと今やっている飲み物の準備をくっつけて、きゅうりジュースを作ってみよう、という話に。子どもの柔軟な発想力、またそれを実行しようとする力に驚かされました。
まとめ
SummerFestivalに向けて、子どもたちと一緒に準備をしてきました。いづる式の保育では、保育者と子どもは常に対等。子どもたちが困った時、何かやってみようとなったとき、実現できるようにサポートしたり、促したりする役割を考えながら保育をしています。
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。