色の変化は「光ってる」。雪花絞りで作る世界に一つのエプロン
2026/10/29
こんにちは、いづる保育園 うつぼです。
先日開催された「Izuru festival」に向けて、子どもたちと一緒に日本の伝統的な染色技法である「雪花絞り(せっかしぼり)」に挑戦しました。今回は、染めた手ぬぐいをエプロンにするまでの過程と、子どもたちの発見をご紹介します。
■ 自分で選ぶ、自由に表現する
雪花絞りは、折りたたんだ布に染料を染み込ませていく技法です。
子どもたちは4色の染料を前に、「どうなるんだろう〜」「黄色を先に使う!」と、それぞれが自分なりの感性で自由に色を重ねていきました。
大人があらかじめ正解や完成形を教えるのではなく、子どもたち自身の「こうしてみたい」という思いを大切に見守ります。
■ 色の変化は「光っている」。豊かな感性との出会い
染料が布にじわじわと染み込んでいく様子をじっと観察していた時、一人の子が「見て!光ってる!」と教えてくれました。
最初は「何が光っているのだろう?」と思いましたが、保育士が寄り添ってよく観察してみると、子どもは色水が布の中で動く様子や、色が混ざり合って変化していく過程を「ひかる」と表現していたのです。
大人の当たり前にはない、子どもならではの豊かな感性と視点にハッとさせられる、とても面白い発見でした。
■ お兄さん・お姉さんの姿から広がる意欲
その様子を少し離れたところから見学していた、Kaedeクラス(年下の子どもたち)の姿もありました。
幼児クラスのお兄さんやお姉さんが真剣に取り組む姿を見て、「やってみたい…」と照れながらも強い興味を示していました。異年齢で活動の場を共有し、年上の子の姿を間近で見ることは、自然と次のステップへの憧れや意欲を育む大切なきっかけになります。
■ 自分で作ったものを身につける喜び
完成した雪花絞りの手ぬぐいは、それぞれオリジナルのエプロンとしてIzuru festivalで身につけました。自分で染め上げた色鮮やかなエプロンを広げる子どもたちは、少し照れながらも満足そうな表情を浮かべていました。
これからも、いづる保育園では、子どもたちの自由な発想や日常の小さな気づきを大切に拾い上げながら、日々の保育を重ねてまいります。
育てて、作って、味わう。バジルソーススパゲッティー
2026/10/07
五感で楽しむスイカ割り。
2026/09/18
こんにちは、いづる保育園 うつぼです。
夏の暑さが本格的になる中、各フロア、クラスごとに「スイカ割り」を実施しました。今回は、乳児クラスと幼児クラス、それぞれのフロアで見られた子どもたちの様子をご紹介します。
■匂いを感じ、食への興味につながる
1階の乳児クラスでは、子どもたちが小さな手で一生懸命に棒を握り、スイカに向かいました。
大人の想像以上に力強い手つきで何度か叩くうちに、スイカに少しずつ亀裂が入ります。すると、お部屋にスイカの甘くてみずみずしい匂いがふわりと広がり、子どもたちも嬉しそうな表情を見せていました。
本物の食材に直接触れ、匂いを感じたこの体験は、給食の時間にも嬉しい変化をもたらしました。普段はスイカが苦手で食べなかった子が、この日は自分から進んでスイカを口にしており、後日そのお話を聞いた保護者の方も驚かれていました。
■友達と協力してゴールを目指す
2階の幼児クラスでは、目隠しをして本格的なスイカ割りに挑戦しました。
目隠しをした友達に「そっちじゃないよ、もっとこっち!」「もっと○○ちゃんの方!」と、周りの子どもたちが一生懸命に声をかけます。「右・左」という空間の認識を言葉で伝えるのはまだ少し難しい年齢のため、指示を受ける子が困ってしまう場面もありましたが、それもまた子どもたちならではの自然な姿です。
その中で、年上の子どもたちがしっかりとリードして指示を出し、進む方向が合っていると「そうそう!」とみんなで喜び合うなど、お友達同士で協力しながら楽しむ姿がたくさん見られました。
■ 体験がご家庭での喜びに
スイカ割りの後、保護者の皆様から嬉しいご報告をいくつもいただきました。 一緒にお買い物へ行った時や、テレビでスイカが映った時に、「あ、スイカ!」と指差しをして嬉しそうに教えてくれるようになったそうです。
保育園での「本物に触れる体験」が、子どもたちの心にしっかりと残り、ご家庭での日常の喜びに繋がっていることをとても嬉しく思います。
これからも、いづる保育園うつぼでは、季節ならではの体験を通して、子どもたちの豊かな感性や好奇心を育んでまいります。