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Summer Festival2024(準備編)

2024/11/07

大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。

前回は「Summer Festival」当日の様子をご紹介しました。

今回はSummerFestivalの裏側をご紹介!
・企画のはじまりは?
・準備は?
・子どもたちは何を学んだの?

ぜひ当日の記事と合わせてご覧ください!

昨年のSummer Festivalを発展させたら面白いかも!

SummerFestivalで子どもたちがお店を出す、というのは昨年やったお店屋さんごっこから、さらに発展させたらどうなるんだろう、と考えて、実際にお店をやるまで保育者と子どもたちで準備をしてきました(ごっこ遊びからリアルごっこ遊びへ)。

準備ってどんなことをしたの?

保育者としては、4月ごろから種まきをしていました。

・お店屋さんをするには何を知っておくべきなんだろう?
・何ができるようになっていたら楽しめるかな?

などを踏まえながら、
子どもが何に興味を持っているか、とかけ合わせて活動を考えました。

実際には、
・何のお店を出すか決める→飲み物を出すお店に
・飲み物って何?どんなもの?いろんな飲み物に触れてみる
・実際に飲み物をつくってみる
・飲み物を提供してみる
という流れを作って準備をしてきました。

その中で、子どもたちには色々な経験をし、もちろんうまくいかなかったことも。いづる式の保育ではその体験全てがOK、面白い!と考えています。また、活動の中では保育者の想像を超えた発見を見せてくれました。

準備の中で新たな発想がうまれることも

・きゅうりジュースを作ろう!

飲み物を作っている期間に、たまたま別の素材で、大きな(おばけみたいな)きゅうりを触ってみる機会がありました。
子どもたちは、そのきゅうりと今やっている飲み物の準備をくっつけて、きゅうりジュースを作ってみよう、という話に。子どもの柔軟な発想力、またそれを実行しようとする力に驚かされました。

まとめ

SummerFestivalに向けて、子どもたちと一緒に準備をしてきました。いづる式の保育では、保育者と子どもは常に対等。子どもたちが困った時、何かやってみようとなったとき、実現できるようにサポートしたり、促したりする役割を考えながら保育をしています。

ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

Summer Festival2024

2024/09/11

大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。

今回は、7月27日に行われた、summer festivalの様子をご紹介します!

昨年は、子どもたちがお祭りの屋台に見立てて、「屋台ごっこ」の催し物を行いましたが、今年は昨年からステップアップ!実際に模擬店を出して、商品を販売しました!

昨年の様子はこちら

今年のSummer Festivalは?

・ドリンク販売
・お面&うちわ製作
・写真展示

を行いました!

当日の様子

ドリンク販売はレモネードと抹茶ラテ!

子どもたちが保育者と一緒に販売しました!
(レモネードと抹茶オレは食品安全の観点から職員が当日作ったものを販売しています)

一番最初の子は緊張しながらお客さんを呼びこむレモネード歌を歌ったり、お客さんが近くに来ると小さな声でしたが、お客さんが遠くにいると大きな声で呼び込みができました。

自分の親が来ると恥ずかしがっていた子も、乳児クラスの子どもが買いにくると子ども達も少し緊張が解け、「こっちだよ~」など教えてあげていました。

「How many cups?」「Ticket please」など英語で接客もバッチリ!

店員同士で声を掛け合ったり、友達の事を気遣いカップを持つのを手伝ってあげる姿もありました。

お面・うちわの製作コーナーでは

色々な素材を使って保護者の方と一緒に製作!
ご家庭から余った素材のご提供などもいただきました!

厚手の紙はくっつきにくかったり、日常の活動の延長で、素材の手触りや感触を確かめながら制作を楽しんでくれました。

ネイティブの講師にゆかりのある国のお面やうちわの紹介も!

写真の展示コーナーでは

ご家庭で撮った様々な感情が出ている写真を持って来ていただき、感情別に展示しました。

  • どんなことを感じているのかな?
  • なぜそう思ったのかな?
  • どんな行動をしようと思っていたんだろう?

展示を見てくださった人たちは、子どもたちの表情から色々なことに想像をめぐらせていた様子でした!

子どもたちは写真を見ながら「Happy! Smile!」「これは○○だったから悲しかったんだよ」などその時の状況や感情を説明したり、「これは何してるの?」など質問しながら会話を楽しむ姿も見られました。

いづる保育園のSummer Festivalは、保護者、子どもたちだけでなく、卒園した子や、入園ご検討中の方、近隣の方もご参加いただけるようになっています!

ぜひ来年もいづる保育園一同、皆様のご来園をお待ちしています!

「やさい」を触ろう

2024/08/16

大阪市の西区靭本町にあるいづる保育園では、子どもたちが物事に興味をもち、職員にサポートしてもらいながら自分達でプロジェクトを進めていけるよう取り組んでいます。

今回は、子どもたちが野菜を触ってみるという保育の様子をご紹介します。

きっかけは玉ねぎの皮むきから

この前の週に、子どもたちが玉ねぎの皮剥きをお手伝いしてくれました。
調理前の野菜に親しみを持ち食べることを楽しんでほしいという思いから、たまねぎの皮を剥いてもらうことに。

保育園にはカレーの絵本もあり、カレーに使う野菜にも興味を持っていました。
そこで、どんな形をしているのかな、どんな手触りなのかな、と、触ってみることにしました。

今回は、人参とジャガイモの観察

その日給食で使うにんじんとジャガイモを使って、
手触り、匂い、色、などを確かめました。

自分たちが普段食べているものが、こんな元の姿をしていたのか、と改めて子どもたちはびっくり。

皮をむいたらどうなる?匂いは?
剥く前と後の手触りや色の違いは?

など、興味津々の様子。
黙々と野菜を手に取って、触ってみたり、匂いを嗅いでみたり。

先ほど触った野菜が、調理することで、形や感触が変わっていたことにも驚いていました。
このように食材を触ることで、食べることにもどんどん興味が出てきた様子でした。

子どもの発想力にびっくり

ひとりの子が切った人参とじゃがいもを手にすると、お皿の上にじゃがいもを乗せて、何やら人参でギュっギュっとじゃがいもを押し始めました…

何をしているのかなと思いながら見守っていると、人参を包丁に見立ててじゃがいもを切ろうとしています。

さっき保育者が包丁を使って野菜を切っているのをしっかりと観察し、真似をしていたようです。
だんだんじゃがいもが切れていき、人参が包丁になったという発見と、大人にはない子どもの発想力にハッと驚かされた一コマでした。

子どもたちが触ってみた野菜は給食のカレーとして、職員で美味しくいただきました笑

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