
保護者も参加!いづるの茶道ワークショップ
2026/03/27
こんにちは、大阪市西区靱本町にあるいづる保育園 うつぼ園です。
当園は「日本の香りがするインターナショナル保育園」として、日々の生活の中で日本の文化に触れる体験を大切にしています。
私たちが日々の活動に日本文化(代表的な活動として書道・華道・茶道)を取り入れているのは、自分の国の文化に関心を持ち深く知ることが、子どもたち自身の確かな「自信(アイデンティティ)」に繋がっていくと考えているからです。また、日本文化のもつ繊細さは、子どもたちの五感を通じ、感性をはぐくむことにもつながると考えています。
■子どもたちの疑問と好奇心を大切に
幼児クラスの茶道の時間では、技術を教えるよりも、「なんで?」「なんのために?」という子どもたちの純粋な心の動き、気持ちのやりとりを大切にしています。

たとえば「茶杓(ちゃしゃく)は昔の茶人にとって刀と同じくらい大切な道具なんだよ」と伝えると、「えっ!茶杓って刀なの?」と目を輝かせます。道具の意味を知り、茶道の大切にしている「心」をお友達との関わりの中で体感していくことで、豊かな感性が育まれています。
■ 成長を分かち合う、親子参加型の茶道ワークショップ
今回は、幼児クラス(3歳、4歳、5歳)を対象に開催した「親子で行う茶道のワークショップ」の様子をご紹介します。
日頃の活動の中で、子どもたちは自分が点てたお茶をお友達に「美味しい!」と飲んでもらえる嬉しさや、「もっと喜んでもらいたい」と他者を思いやる心を自然と育んでいます。私たちが想像していた以上に、茶道という時間が子どもたちの内面的な成長に大きく影響していることを実感してきました。
この活動では、いづる保育園での普段の取り組みや、子ども達の興味関心から生まれた活動の発展や過程、茶道を通じて育まれている「子どもたちの心の動き」を保護者の皆様に直接感じていただきたいと考えました。
■ 「いつも通りの時間」を共有
当日は、特別なことは行わず、普段通りの茶道活動を保護者の方と一緒に体験していただきました。

まずは子どもたちがお手本として一通りのお手前を披露します。その後は親子で一緒にお茶を点てますが、普段から手順をよく理解している子どもたちが、自然と保護者のみなさまの頼もしい「先生」となって教えてあげる姿がたくさん見られました。


■ 「美味しい!」が引き出す子どもたちの笑顔
参加した子どもたちからは、「楽しかった」「嬉しかった」「美味しかった」という素直な言葉がたくさん溢れました。
特に、自分が一生懸命点てたお茶を大好きな保護者さんに飲んでもらい、「美味しい!」と言ってもらえた時の照れくさそうに喜ぶ表情は、とても輝いていました。
■ ご家庭での対話のきっかけに
保護者の皆様からは、「集中して取り組む姿や、お友達との関わりといった普段の様子が見られて良かった」という嬉しいお声をいただきました。
さらに、この体験をきっかけにご家庭での対話も広がっているようです。イベント内で紹介した日本の時節や文化、食に関する絵本(『ごちそうごよみ』)をご家庭でも読んでくださったり、休日の外出先で茶道具の展示を見つけたお子様が「保育園で使っているものだ!」と教えてくれた、などのご感想をいただきました。
園での活動がそこで終わらずに、ご家庭でも子どもたちの興味関心をひろげる対話につながっていると感じています。
■ まとめ
茶道の活動を通じて、子どもたちの感性が育まれていること、ご家庭での対話につながっていることをとても嬉しく思います。
これからも、いづる保育園うつぼでは、子どもたちの純粋な好奇心と心の動きを大切にしながら、親子で喜びを共有できるような体験を届けてまいります。





