
Kaedeクラスのおもちゃ直し
2026/03/10
こんにちは、いづる保育園 うつぼです。
冬の乾燥のせいか、保育室にある大切にしている木のおもちゃが少し割れてしまっていました。 「危なくないように直そうかな」と準備をしていると、Kaedeクラスの子どもたちが興味津々で集まってきました。 そこで今回は、子どもたちの目の前で「おもちゃのお直し」をしてみることにしました。

「あぶないよ!」相手を思いやる優しい心
まず登場したのは、熱で接着剤を溶かすグルーガンです。 「これでくっつけるけれど、とても熱いから触るとやけどをしてしまうよ」と、危険な理由を丁寧に伝えました。
すると、子どもたちからは、 「あぶないよ」 「やけどしちゃうよ!」 と、作業をする保育士を心配する優しい声が次々と上がりました。
相手を思いやる言葉が自然と出てくる姿に、日々の保育の中で育まれている心の成長を感じる瞬間でした。

ザラザラ?それとも…子どもたちならではの視点
次に、表面をなめらかにするための「やすり」を3種類用意しました。 大人はつい「ザラザラして痛いもの」という前提で見てしまいますが、子どもたちの反応は違いました。
「こっちのほうがキラキラしてる!」
やすりの表面が光を反射する様子に目を輝かせたのです。 大人の固定概念にとらわれない、子どもたちの豊かな感性にハッとさせられました。

危ないから遠ざけるのではなく、安全の中で本物を体験する
いづる保育園では、「危ないからやらない、見せない」のではなく、「安全に十分配慮しながら、子どもたちに色々な経験を届ける」という考え方を大切にしています。
今回の熱いグルーガンやザラザラしたやすりも、大人が安全をしっかり守る環境のなかで、あえて子どもたちの目の前で使ってみました。その結果、「熱いから気をつけよう」という正しい理解や、保育士を思いやる心、そして「キラキラしている」という独自の感性が引き出されたのです。
当園では、0歳から2歳の時期は「愛着形成」を最優先にしています。 安心できる大人との深い信頼関係があるからこそ、子どもたちは少し危険を伴うものに対しても落ち着いて向き合い、新しい世界を自分の目で見て感じることができます。
壊れたものを直すという何気ない日常のひとこまも、子どもたちの感覚や感性を育むかけがえのない「体験」です。これからも、こうした日々の小さな発見に寄り添い、大切に見守っていきたいと考えています。





