
「ニラですか?」見学者が驚くいづるの活動をご紹介
2025/06/23
大阪市西区靱本町にあるいづる保育園うつぼ園では、子どもたちが自分たちで考え、物事を進めていける保育を大切にしています。
保育園で野菜を育てている、と聞くと、ミニトマトや、キュウリ、ナスなどを思い浮かべるかもしれません。
大阪市西区にある「いづる保育園うつぼ」の5歳児クラスの子どもたちが愛情を込めて育てているのは……「ニラ」なんです。
保護者の方からも「え、ニラですか!?」と、驚きと面白さが入り混じった声をいただくこの活動。今回は子どもたちが育てているニラについてご紹介します。
なんでニラなの?保育者もおどろいた答え



なぜ、子どもたちはニラを育てているのでしょうか?
その答えは、とてもシンプル。 「だって、みんなで餃子を作って食べたいから!」改めて考えてみると、餃子を食べたい、という目的から、育てる野菜を選んでいたことに驚きました。
子どもたちの「餃子が食べたい!」という純粋な気持ちが、ニラを育てることをみんなで決めて、種を植え、水をやり、収穫し、調理するという活動の原動力になっています。餃子へのモチベーションで、ニラのお世話もしっかりとしていました。
2年目の挑戦。自分たちでニラを切ってみる

実は、今年が2年目のニラたち。子どもたちが4歳だった昨年にスタートして、5歳になった今年は新たな挑戦をしました。
自分たちの手で、包丁を使ってニラを切ってみる。
もちろん、安全には最大限配慮しながら、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切に、保育者と一緒に子どもたちは自分たちで育てたニラをトントンと刻んでいました。




自分たちで話し合って決めた具材と、自分たちで切ったニラ。それらを皮に包んでホットプレートで焼いて、美味しい餃子を食べる。この一連の活動の一つひとつが、子どもたちの経験になっています。
【子どもたちに聞いてみました!】リアルな声をお届けします
実際に5歳児クラスの子どもたちにお話を聞いてみました!
―― なんでニラを育てているの?
「ぎょうざをつくって食べたいから!」
―― 包丁でニラを切るのは、どうだった?
「トントンって切ってたのしかった。」「包丁もみんなで買いにいった」
――餃子の中に何を入れるかはみんなできめたの?
「そう!チーズは苦手な子がいるからいれなかった」「ツナとキャベツとニラを入れたよ」
「やってみたい」を大切に
いづる保育園うつぼは、こうした経験を通じて、子どもたちが色々なことに興味を持てるような保育環境づくりを大切にしています。
この記事を読んで、私たちの保育に少しでも興味を持ってくださったら、ぜひ一度、園に見学にきてみませんか?
ぜひお気軽にお問い合わせください。